神棚処分|神棚処分の方法、理由、料金を経験者100人に聞きました
2023/12/04

神棚処分|神棚処分の方法、理由、料金を経験者100人に聞きました

神棚処分|神棚処分の方法、理由、料金を経験者100人に聞きました

ご実家の処分や転居、生活スタイルの変化など様々な事情で神棚を手放すケースが増えています。

ただ神聖なものだけにゴミとして捨てるのは抵抗があると感じる人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは神棚の適切な処分方法、料金などを紹介するとともに実際に神棚を処分経験者100名の声もご紹介します。

 

 

<目次>

▼神棚とは?

▼神棚処分の理由は?

▼神棚処分で困ったことは?

▼神棚処分の方法と費用は?

 

 

 

神棚とは?

 

神棚とはご自宅や仕事場などにお札を設置するための棚で、日々拝むことで家内安全、商売繁盛、無病息災などを祈願します。

 

厄年の大晦日に伊勢神宮のお札の設置用に神棚を設けて、一月中旬の小正月のどんと焼きで神棚ごと焼いたり、海に流して厄を祓ったことに起源があります。

 

その後、江戸時代の中期に小型の神社を模した宮型の神棚にお札を祀って家庭やお仕事に関わるご祈願をする現在のかたちになりました。

 

現在、神棚はライフスタイルの変化や住宅事情などによって自宅に祀る人は減少していますが、それでも35.6%(2019年庭野平和財団アンケート)が神棚を保有しています。

会社やお店などに設置している分も含めるとまだまだ日本人に身近なアイテムといえそうです。

 

 

祈祷

 

 

 

神棚処分経験者100名に聞きました

 

では、どうしても神棚を手放さなければならない場合、どのようにしたらよいのでしょうか。

「みんなのお焚き上げ」では神棚処分経験者100名に以下のアンケートをとりました。

 

・神棚処分の理由

・神棚処分の際に困ったこと

・神棚処分の方法と費用

 

それぞれ順番に見ていきましょう。

 

 

 

 

神棚処分の理由は?

 

 

神棚処分理由

 

 

新しい神棚を買い替えることなく、単純に神棚を手放す人が7割程度となり、神棚離れが進んでいることがうかがえます。

 

理由として、「引越しや自宅の建替え、実家の処分などで設置する場所がなくなった」がトップになりました。配偶者や親が亡くなる、高齢化が進むなどして「神棚をみる人がいなくなった」が続きました。

「高い場所にある神棚の水、塩、酒、榊を頻繁に交換できなくなった」と日々の作法の負担感を挙げるもいました。

 

 

 

神棚処分の際に困ったことは?

 

 

神棚処分に困ったこと

 

 

神棚の処分に際して「適当に処分してバチが当たらないか」、「ゴミと一緒に捨てるのは忍びない」と考えるものの「適切な処分方法が分からなかった」との回答が半数を超えました。

 

「処分費用の検討がつかない」、「神社の敷居が高く相談しづらい」、「仏壇の処分について、閉眼供養のあとは粗大ゴミとして扱えるのは知っているが、神棚の処分は分からなかった」という声もありました。

 

 

 

神棚処分の方法と費用は?

 

 

神棚処分の方法

 

 

神棚はお守やお札と違って神様が宿っているわけではありません。

ただ神棚自体は神様が鎮座する小さな神社のようなものです。それまで守ってくれた神様に対して失礼にならないように丁寧に処分したいものです。

 

なお、神棚は神道の神様をお祀りするため、お寺での供養はNGです。

また「供養」は仏教で用いる言葉のため、神棚供養とはいいません。

 

神棚の処分方法には、神社にお願いする業者サービスに依頼するゴミとして廃棄処分するなどがあります。

業者にはお焚き上げ代行業者、遺品整理・不用品回収、神棚販売店がありそれぞれ特長があります。

 

 

 

 

神社にお願いする

神棚はお守やお札と違って神様が宿っているわけではありません。神棚の処分で最も望ましいのは、自分が暮らしている地域の氏神(うじがみ)神社にお任せすることです。

 

 

神棚をお祀りする際に氏神神社の神主さんに「御霊入れ」という神棚奉斎の儀式をお願いしますが、神棚を処分する際も「御霊抜き」を行います。

 

神棚を神社に持ち込む際の料金は玉串料として5千円〜1万円程度としているところが多いようです。

神社の神職に出張をお願いする際は、2〜3万円程度と見ておくとよいでしょう。

 

許可がある場合を除いて神社のお守りやお札などの授与品をお返しする返納所や古神札返納所または境内に放置することは絶対控えてください。

 

 

 

業者サービスに依頼する

そもそも氏神神社を知らない、氏神神社で引き取ってもらえない、処分だけを依頼するのは気が引ける、いくら掛かるかわからないので不安・・・などとお考えの人は郵送で受付ける神社や業者サービスを利用するとよいでしょう。

 

 

 

■お焚き上げサービス

お焚き上げサービスは、神社もしくは代行業者と提携して宅配便などの郵送受付ができるサービスです。

 

神棚のサイズに応じた料金体系が一般的です。郵送する際は、宅配料金も含めた金額を確認しましょう。

料金はご祈祷と処分費用合わせて5千円〜1.5万円程度が目安です。

 

 

■遺品整理会社や不用品回収業者

自宅など指定の場所まで引き取りに来てくれて、神棚の取り外しも行ってくれます。

神棚以外の遺品や不用品をまとめて整理する時に便利です。

 

事前の料金確認はもちろん、提携先がお寺の場合が多いので、事前に担当神社の確認してみましょう。

料金は出張費用、引取費用5千円〜1万円に加えて祈祷料が一般的で、ご実家の処分などまとめて依頼すると、祈祷料が掛からないこともあります。

 

 

■神棚販売店

神棚の買い替えの際に神棚処分を受け付ける販売店もあります。

実際は対応していないことが多いため、購入時に合わせて確認してみるとよいでしょう。

料金は買い替えを条件に無料〜1万円が目安です。

 

 

 

どこに任せるにするにしても、きちんとご祈祷を行っているか、分かりやすい料金体系であるか、ご祈祷・お焚き上げの完了連絡や神社名での証明書の発行があるかなどを確認しましょう。

 

なかには、引き取ったままで連絡もないケースもありますので、料金が安いからというだけでなく、信頼できるところに依頼しましょう。

 

神棚は引き渡したらそれで終わりではありません。

あとで後悔せずに感謝の気持ちが神様に届いたと納得できることが大事です。

 

 

いずれの方法でも神棚を手放す際は、それまでの感謝の気持ちを込めてきれいに掃除して手を合わせることを忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

ゴミとして廃棄処分する

神社の神職にご祈祷してもらうなど礼を尽くした場合を除いて、あまりおすすめはしません。

 

一辺の長さが30センチを超えると「粗大ゴミ」となる自治体が多いようです。粗大ゴミとして廃棄する際は有料ゴミ回収券として数百円から1千円程度掛かります。詳しくは各自治体に確認しましょう。

 

 

祈る女性

 

「みんなのお焚き上げ」は、役目を終えた神棚をきちんと手放せます。

神棚を宅配便で郵送するだけで、由緒ある神社での本格祈祷ののちお焚き上げによって焼納できます。

ご祈祷の動画、神棚画像、神社発行の証明書、完了メール通知などアフターフォローも万全です。

 

 

 

 

みんなのお焚き上げバナー

 

 

 

 

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