お焚き上げは1300年続く美しい日本の伝統文化です。

COLUMN

お焚き上げコラム

2018/09/13
想いのこもった七夕の短冊の処分はどうしたらいい?

想いのこもった七夕の短冊の処分はどうしたらいい?

■七夕飾りのはじまり
年に1回だけ短冊に願いを書いて飾る七夕。家族のみならず幼稚園や学校行事やショッピングモールやホテルでのイベントでもおなじみです。七夕は中国の「乞巧奠(きこうでん)」という織姫と彦星を祀る行事で、織物や裁縫などの技芸の上達を祈って糸をお供えしていたのが起源といわれています。高価な糸が布になり、庶民に広まるにつれ安価な紙に変化していきました。日本では奈良時代に宮中行事として行われ、江戸時代に寺子屋の生徒が短冊に願い事を書き始めたのをきっかけに、書道などの上達を願う風習に発展し、それから思い思いの願いを書くようになったようです。笹の枝に短冊を飾るのは、笹は真っ直ぐに伸びるため、願いも真っ直ぐに伸びるようにということと、笹の葉がこすれ合う音が天にいる神様や御先祖様に届きやすいという思いからとされています。


■願い事を書くヒケツ
短冊の書き方は「~になれますように」や「~できますように」のようなお願いする書き方ではなく、「~なれる」や「~できる」のように言い切ることがポイントです。言い切ることで自分自身の意識が変わり、実現しようという未知の力も働くことで願いも叶いやすくなると言われています。


■短冊の処分方法
飾り付けは七夕の前日の夕方頃から飾ります。せっかくの七夕飾りなので、1〜2週間前から飾る人が多いようです。7日当日の夜には取り外すのが通例です。家庭のゴミとして処分する場合に、少しでも配慮をしたい方は白い紙に包んで可燃ゴミの日に捨てる方法があります。
捨てるのが忍びないという方は、神社などでお焚き上げする方法もあります。
お焚き上げの意味は、願い事が炎で浄化されて天に届くように祈ることなので
よりよい処分方法といえるでしょう。
最近ショッピングモールや商店街の七夕飾りで願い事を短冊に託すことも増えてきましたが、七夕が終わったら、ゴミとして処分せず、人々の想いを大切にまとめてお焚き上げに出してくれるところもあるようです。目に見えないところでのさりげない気遣いは嬉しいものですね。
さて、あなたは今年どんな願いを託しますか?


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