2024/01/12

お守り処分|お守りの有効期限は1年、それを超えると逆効果?

<p>お守り処分|お守りの有効期限は1年、それを超えると逆効果?</p>

<目次>

▼お世話になっているお守り

▼お守りの効力は1年、返納する理由は?

▼お守りの適切な処分の仕方は?

 

 

 

 

 

みんなのお焚き上げのご祈祷動画(ダイジェスト版)

 

 

お世話になっているお守り

 

新年を迎えたときや受験や出産など、人生で大切なことがあると、神様に頼りたくなる思いがあります。そのようなときに、私たち日本人の多くは神社でお守りを授かります。

 

では、お願い事が叶ったり、完了したりしてお役目が終わったお守りはどのように処分したらよいのでしょうか。

ここではお世話になったお守りの処分の仕方をご紹介します。

 

縁結びのお守りや、初詣のお守り。このほかにも、受験の合格祈願、病気平癒、安産祈願のお守りなど意外と種類が多く普通でも20種類くらいあります。

それだけ私たちの生活に近いアイテムであると言えるでしょう。

 

地元で授かるだけでなく、観光地で購入したり、合格祈願、病気平癒など人からいただくなどで手にしますが、本来なら授かったお寺や神社にそれぞれ返納するとされています。しかしそれがままならず、知らず知らず手元に溜まっていきます。

お願い事を託したお守りなので、適当ではなくきちんとしたいものです。

 

 

 

お守りの効力は1年、返納する理由は?

 

お守りは「1年」が効力の期限だと言われています。

元々は鎌倉時代に伊勢神宮の使い人(御師)が、1年をかけて全国に配布した古い神札(神宮大麻)を携行しているお祓い箱に回収つまり返納し、新しい神札を授けていたことに由来しています。

 

そこから1年を過ぎると効力が失われるまたは穢れ(ネガティヴな気)が蓄積するとされ、初詣に返納して新しいお守りを授かるという今の流れになったようです。

 

神社のお守りには内府(ないふ)が入っていますが、内府は神社で祈祷して神様の分霊を鎮めているため「神様の心」が宿っているとされています。

そのためお守りは一体、二体・・と数えます。仏教のお守りは読経や焼香を施す儀式を執行しすることから「祈りの結晶」とされています。

 

お守りの返納時期に戻りますが、1年に限らず合格祈願のお守りであれば受験が終わったとき、病気平癒のお守りであれば病気がよくなったとき、安産祈願であれば無事に出産したときなど、それぞれが役割を終えたときも返納すべき時期といも言えます。

 

ただし、親しい人からいただいたりして、常に身につけているなどで、手放すことで不安になってしまう場合には、無理にお守りを処分するする必要はありません。お守りは放置によって穢れが蓄積されますが、アクティブな状態であり、自分の心の安定をえられるのであれば、そちらを重視しましょう。

 

 

 

 

お守りの処分の仕方は?

 

では、どうやってお守りを処分したらよいのでしょうか?

神社のお守りは神様の分身という考えがあり、お寺のお守りには祈りがこもっていますので、ゴミ箱にポイッと処分してしまうのは、考えられないことです。

 

 

 

授かったお寺や神社に直接返納する

まずは「返納する」ことが基本となります。

 

お正月を過ぎた小正月と呼ばれる1月15日頃に「どんと焼き」、「どんど焼き」、「左義長」など地域によって呼び方は様々ですが、神社での“お焚き上げ”を利用するのが一般的です。

 

その時期でない場合には、「お焚き上げ」や「古神札納め所」と書かれている場所が1年中設置されていますので、そちらに返納しましょう。

 

 

 

古札納め所

 

 

 

 

■ お守りの返納は意外に手間が掛かる

ただ、神社やお寺によっては異なる宗教や宗派のお守りの返納を受け付けてくれないところもあります。

 

"授かった神社やお寺に返納して、新しいお守りを授かる"という考え方に基づいているためです。

 

ちなみに神社の系列は稲荷、八幡、神明社、天満宮、諏訪、春日など約20社、お寺は真言宗、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗、天台宗など13宗56派もあり、その神社やお寺でしか受付けない場合もあります。

 

受入れを制限する理由として、近隣住民への配慮からお焚き上げの煙によるダイオキシンの発生を抑えるため、受け入れるお守りやお札を減らしたいという事情もあるようです。

 

東京や大阪などの都市圏ではこの動きが顕著ですので、異なる神社やお寺への返納は事前の確認をおすすめします。

 

近隣で受け入れてもらえない場合、数あるお守りをそれぞれの神社やお寺に返納することは容易ではありません。

受験祈願や安産祈願で人からいただいたり、観光地で授かったものは神社やお寺が遠方だったり、高齢者や仕事や家事などで多忙な方はその地に赴くことさえ難しい場合もあります。

 

 

 

郵便ポスト

 

 

 

郵送受付のお寺や神社に依頼する

遠方で直接返納ができない場合、郵送でも受付してくれるお寺や神社もあります。

 

料金や他のお寺や神社のお守りの受付が可能かは、それぞれ異なりますので、電話やホームページなどで確認しましょう。

 

宗教や宗派を問わず受け入れてくれるお寺や神社と提携しているお焚き上げサービスもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

お守りはそれほど場所を取らないからとそのまま自宅に置きっ放しにすることは、役目が終わったお守りがかわいそうなだけでなく穢れが蓄積してしまうため、決してよいことではありません。

 

ただ、どんな方法でも守ってくれていたお守りに対して、感謝の気持ちをもって「ありがとうございました」と手放すことが大切です。

神様にきちんと態度を示すことで、合わせて運も引き寄せましょう。

 

「みんなのお焚き上げ」は、宗教や宗派を問わずお守りを受け入れる郵送型のお焚き上げサービスです。

ご利用者の事情に配慮して受け入れ可能な神社と提携して、きちんとお焚き上げできます。

 

 

 

 

 

みんなのお焚き上げバナー

 

 

 

 

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